2013年11月24日日曜日

盆栽

実は私、少々「盆栽」に興味ありまして、いくつか育てております。
にわかファンといわれても否定はしません(できません)けど・・・。

なぜ盆栽!?と思われる方もおられるでしょう。
盆栽に興味を持ったきっかけは数年前、ある週刊雑誌の中に、ある漫画家とその仲間達が色々な題材について取材して発信している連載記事(漫画)を読んでから。
2週にわたり盆栽が取り上げられていて、1週目は盆栽の専門家へインタビューして盆栽とはといった概要を紹介、2週目はメンバーが盆栽屋へ出向き各々が気に入った盆栽を購入するといった内容でした。
数千円の盆栽からあるということを知り、それまでは「盆栽は敷居の高いもの」という先入観を持っていたのだけど、急に盆栽に興味を持ったわけです。

先日、催し物がありそこで餅投げや地元の物産や食材等の販売などがされていました。
その中に盆栽生産者たちによる盆栽販売のブースがあり僕は直行しました。
テントの前にはいろいろな盆栽が並べられて販売されていましたが、僕の目的は盆栽の競りです。
競りが始まるちょっと前に着いたのですが、既にテント内の席は満員でテントの端から立って競りに参加です。

この競りに初めて参加したのは一昨年前のこと。
盆栽に興味を持ち出したのも一昨年前ということで、まさに運命の出会い。(言い過ぎ。)
初めは値段も敷居も高いだろうとテントの端から傍観してたんですが、いざ競りが始まってビックリ。
100円からスタートのものばかりで値段がメチャ安い。
司会のおじさんが「100から」って始めるから、「えっ!?100!?単位は!?円!?」って状況が把握できなかったのを覚えています。

競りはこのブースでの目玉イベントで、老若男女を問わず誰でも気軽に参加できる様にという趣旨からか、今回も通常なら一万円前後する盆栽が数百円からスタート。
さらに落札価格が低すぎて生産者が苦笑い(^-^;)
いやぁ~、楽しませていただきました。

そして今回落札したのがこちらの2点。
まずは「五葉松」
その名の通り、一つの葉の付け根から5本の葉が出ている僕の好きな松です。
素人感覚からか葉が空いている感があるのですが幹と枝振りに惹かれました。
葉をもっと茂らせていきたいと思います。
 
2点目は「黒松」
剛健な印象で男松と呼ばれる松柏盆栽の王者です。
こちらも素人感覚か、葉がボサボサしてるように感じるのですが、これから葉すかしをしたら立派に見えるでしょう(^-^)
 
ところで盆栽の楽しみ方というと、大きく分けて2点。
(あくまでも、にわか盆栽ファンの意見として聞いてください。)
其ノ壱:盆栽を鑑賞する。
やはり見ることが一番の楽しみ方です。
自分の盆栽はもちろん、盆栽園や盆栽展で人の盆栽に至るまで見て楽しみます。
また盆栽には正面があります。
正面から、そして下から仰ぎ見ます。
そうすると小さな木なのに大木の下に立っている様な景色に中に吸い込まれていきます。
下の写真でうまくその事を表現しきれてませんが、なんとなく大きな木のそばに立っている雰囲気がしませんか?
また盆栽は自然の美しさの他に、芽摘み葉刈り、針金で樹形を作ったりと「人の手によって作られた美しさ」が加わります。
 小さな鉢の中に日本庭園のような世界が広がっているわけです。(ちょっと言い過ぎ。)
 
 其ノ壱:盆栽を育てる。
単に世話をするということではなく、先に言ったように数年後の姿を想像して樹形を作っていく事や、鉢にこだわる、道具をそろえるといった楽しみがあります。
まあ、エラそうなことを言ってますが剪定ばさみひとつしか買ってませんけど(汗)

さて最後に、今回落札した盆栽の落札価格はというと、各1,500円の合計3,000円でした。

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